3月11日(木)~12日(金)の2日間、川越市内の中学校(城西川越中学さん)1年生、2年生 2名が職業体験の一環として東洋堂にやってきました
職業体験学習では、学校では体験できない働く事の喜びやマナーなどを学習していただきました。
朝は商売十訓を読み上げ、あいさつの発声練習から始まります。
こちらはサツマイモを実際に焼いています。
受け継いだ伝統の製法は長年の勘に頼る部分が多く、
熟練の技を必要とします。
長年勤めている先輩から熱心に指導を受けていますね
学生さんたちは、凄く緊張しているようでした。
あまりにも初々しかったので『こんな時期が私にもあった(かもしれない)なぁ~』と、初心に帰って私自身も気合を入れなおしました。
こちらは、商品になる大きさのいもせんべいを選別しています。
先輩に選別の仕方を教わっているところです。
ちなみに『商売十訓』は以下の10個です。
「店は客のためにあり、店員とともに栄える」
◆商売十訓
一、損得より先きに善悪を考えよう
二、創意を尊びつつ良い事は真似ろ
三、お客に有利な商いを毎日続けよ
四、愛と真実で適正利潤を確保せよ
五、欠損は社会の為にも不善と悟れ
六、お互いに知恵と力を合せて働け
七、店の発展を社会の幸福と信ぜよ
八、公正で公平な社会的活動を行え
九、文化のために経営を合理化せよ
十、正しく生きる商人に誇りを持て
正しい商人のあり方を示すこの理念に基づいた十の教えですが、初心に戻って身が引き締まる思いでした。
職業体験は学生さんの人材育成の一旦を担うだけでなく、従業員にとっても学ぶことがあり社会貢献につながる事業であることを再認識することが出来ました★
(東洋堂スタッフ:今井)