下見吉十郎、甘藷伝来300年祭が愛媛県今治市で行われます。
10月9日(日)午前10時から
上浦芸術会館
下見吉十郎って川越では知らない方が多いかもしれません。
簡単に言うと、
「伊予の三農」と呼ばれ、瀬戸内の島に「甘藷」を広めた人物です。
4人の子供に恵まれたが、皆幼くしてなくした下見吉十郎は
因縁から全国行脚を行います。
その際に九州の薩摩に訪れた際、サツマイモに出会いました。
吉十郎はサツマイモの種芋を入手したいを思ったが、
当時は薩摩では国外禁止の作物でした。
しかしながら吉十郎は命がけでサツマイモを自らの生まれである
大三島に持ち帰ります。
吉十郎の命がけで大三島にもたらされたサツマイモは
大三島をはじめとした多くの島々に普及し、
大飢饉の際にもサツマイモのおかげで餓死者が出なかった言われています。
そこで大三島では吉十郎を恩人を仰ぎ、
芋地蔵として奉られいます。