みなさま、こんにちは。
今週は、満開の桜のした、あちこちでお花見でにぎわっていた川越でした。
初雁公園の桜もきれいでした~~♪
その初雁公園向かいの市立博物館で発行している
「博物館だより」74号に、面白い記事を見つけました!
「川越動物園を追って」という記事です。
なんと、80年ほど前の川越に、私立の動物園があったそうです。
それも、公園の一部に付属している小さな飼育施設ではなく、
ライオンやヒョウや熊もいる、本格的な動物園だったようです。
昭和7年の「郷土研究」という冊子に載っている飼育動物の種類は、
ライオン・豹・金毛熊・月の輪熊・火喰鳥・ペリカン・
カワウソ・大トカゲ・錦大蛇・大蛇・コブラ・真孔雀・鳳凰孔雀・
ガン・大フクロウ・朝鮮馬・ロバ・金鶏鳥・銀鶏鳥・ハツカン・
七面鳥・ヤマアラシ・山猫・チベツト・キツネ・タヌキ・マングース・
緬羊・山羊・黒猿・赤毛猿・尾長猿・アンゴラ兎・チンチラ兎・モルモット・
九官鳥・ハツカ鳥・桃色インコ・尾長鶏・キジ・カモ・カナリー・セキセイ
と、今では何か分からない動物もありますが、
かなりたくさんの動物がいたようですね。
場所は、喜多院のそば。大正末期から昭和7年ごろまではあった
ことが他の資料から分かるそうです。
川越水族館(熱帯魚屋さん)もありましたが、
川越動物園も本当にあったなんて、驚きですね。
おじいちゃん、おばあちゃんは知っている人もいるかな~?
(写真は、動物園ではなく、当店です!)