川越市東部に位置する埼玉県最大の自然沼『伊佐沼』をご存知ですか?
海のない埼玉では、貴重な場所だと思います。
伊佐沼は南北800m東西が200mほどの沼で、昭和初年には今の2倍以上の面積があったそうです。
今でも近隣の水田へ水を供給しています。
春には伊佐沼の西側道路には約230本の桜が咲き、桜の名所として毎年多くの人で賑わいます。
6月下旬~7月初旬には古代蓮の花が身頃です。
夏には2年に1度の花火大会がありますし、沼ではコイやうなぎ、なまずなど多くの魚が採れるそうで休日は沢山の釣り人をよく見かけます。
またNHK 朝の連続テレビ小説『つばさ』で、この『伊佐沼』が撮影場所として使われたそうです。
第16週(2009年7月頃放送)のストーリーで、主人公の玉木つばさ(多部未華子さん)が働く「ラジオぽてと」が、台風災害でどのような活動をするのかを描いたシーンで登場します。
台風で増水した川を再現するため、伊佐沼に散水車・大型ファンなどを持ち込んで映像表現されたそうです。
役者さん達は午後7時頃から次の日の朝4時まで撮影していたとのこと。さすが役者魂という感じですね。
そんな川越市民の憩いの場『伊佐沼』ですが、現在はなんと・・・水がありません。
環境整備のために水抜きをしているようです。
整備期間は
平成22年3月26日まで(予定)となっています。
また近隣の伊佐沼公園でも遊具の改修工事をしているため冒険の森(フィールドアスレチック)は撤去されているようです。
川越に観光にお越しの際はお気を付けくださいね。
(東洋堂スタッフ:今井)